働く人たちのキャリアアップ、社会・企業の人材育成を支援します。

京都府職業能力開発協会

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〒612-8416 京都市伏見区竹田流池町121-3 京都府立京都高等技術専門校2F

1.協会の概要

(1)京都府職業能力開発協会について

京都府職業能力開発協会は、職業能力開発促進法に基づいて設立された法人で、京都府及び中央職業能力開発協会と密接な連携のもとに、民間における職業訓練や技能検定の普及促進など、働く人々の能力開発のお手伝いをしております。

(2)協会が提供する4つのサービス

(3)協会の組織

 

※職業能力開発促進法に基づき都道府県ごとに一つの協会が置かれています。

(4)情報公開

協会の決算

ワークライフバランス推進の取組みについて

2.人材育成のサポート

(1)講習

企業や団体の人材育成・能力開発の支援を目的として、講習プログラムを用意しています。

 
職業訓練指導員を目指す方々のための講習
講習名 対象 講習内容 開催回数 開催時期
(期間)
職業訓練指導員免許資格取得講習
(48時間講習)
1級技能士、各種職業訓練修了者 職業訓練指導員に必要な指導方法、事例研究等(修了者は職業訓練指導員免許の資格を取得できる講習) 年1回 7月(6日間)

(2)認定職業訓練振興事業

(会員としてご加入いただいている認定職業訓練施設の方々を対象として実施している事業)
 職業訓練の振興を図るため、個々の認定職業訓練施設では実施が困難な事業を共同事業としてスケールメリットを活かし提供しております。

訓練生合同スポーツ大会 ≪開催 年1回≫

  • ボウリング大会

訓練生合同教養研修講座 《開催 年1回》

教職員研修 《開催 年1回》

3.職業能力の評価認定

「磨かれた技能と知識に資格と誇りを!」をキーワードとして、働く人々の能力開発・自己啓発のための資格取得や企業の能力評価に活用できる検定試験を実施し、企業の発展と働く人々の豊かなキャリア形成を支援します。

  内 容 申請受付
技能検定試験
【国家資格】

働くうえで身につける、または必要とされる技能の実習レベルを評価する国家検定制度で、検定職種ごとに、特級、1級、2級、3級、単一等級に区分され、京都府知事の委任を受けて、協会が試験を実施しています。
試験に合格すると、特級、1級、単一等級は厚生労働大臣から、2級、3級は京都府知事から合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。

なお、京都府で受検できる職種・作業等詳細については、
協会の受検案内をご覧ください。

前期
4月上旬

後期
10月上旬

(基礎級等)

「技能実習制度」は、外国人が「技能実習」の在留資格で日本に在留し、技能等を修得する制度で、基礎級、随時実施される3級及び2級の技能検定は、この技能実習制度における実習の成果を評価する検定試験です。

協会からお知らせします。
ビジネス・キャリア
検定試験
【後援:厚生労働省】
(ロジスティクス分野:経済産業省)

(生産管理分野:経済産業省・国土交通省)

「仕事ができる人材」に求められる実務能力を問う評価試験として、ビジネス・パーソンの職務(仕事)を幅広く網羅した唯一の公的資格試験です。

各職務分野のビジネス・パーソンに求められる専門知識・業務能力を体系的に取りまとめたもので、国が整備した「職業能力評価基準」に準拠しており、企業では社員の実務能力の客観的な評価や人材開発に、またビジネス・パーソンや求職者にとっては、昇進・昇格や就職に向けた公的資格の1つとして活用されています。
[分野]●人事・人材開発・労務管理●企業法務・総務●経理・財務管理●経営戦略●経営情報システム●営業・マーケティング●ロジスティクス●生産管理

前期
4月下旬~7月下旬

後期
10月上旬~12月上旬

コンピュータサービス
技能評価試験

コンピュータを活用した各種のサービスを行う方の能力評価試験で、現在、ワープロ・表計算部門で実施。
1級、2級、3級に等級区分。合格者には「技士」の称号を授与。

協会にお問い合わせください

コンピュータサービス技能評価試験実施施設認定制度

協会が、学校・教育施設を認定することにより、施設独自に本試験を実施できる制度です。
生徒が在学中に公的資格を取得できることから、多くの教育機関等で活用されています。

技能検定学科試験問題解説集等の斡旋

公表された学科試験出題問題について解説した「学科試験問題解説集」や学科及び実技試験問題を掲載した「1・2級技能検定試験問題集」等を斡旋しています。

4.技能振興のサポート

我が国の「ものづくり」を支える技能の向上・技能尊重気運の醸成のために、ものづくりマイスター制度の活用等により、技能継承・後継者の育成等の事業に取組んでいます。

(1)若年技能者人材育成支援等事業

ものづくりマイスター制度の活用

協会内に京都府地域技能振興コーナー(以下「コーナー」という。)を設置して、認定基準に該当する高度な技能を有する人を「ものづくりマイスター」に認定し、中小企業や工業高校等へ派遣して、若年労働者や学生に実技指導を行うとともに、将来を担う小中学校の児童・生徒、教師や保護者を対象として、ものづくりマイスターによる講義とものづくり体験教室等により、「ものづくりの魅力」を発信しています。

京都ものづくりフェアの開催

「ものづくり」の基礎となる優れた技能に直接ふれていただき、技能の大切さを広く理解していただくため、コーナーと京都ものづくりフェア実行委員会との共催により、毎年11月に開催しています。

技能五輪全国大会・若年者ものづくり競技大会への参加支援

コーナーは、技能五輪全国大会・若年者ものづくり競技大会に、若年技能者が選手として参加する場合に、参加選手とその指導者の参加旅費と道具等の運搬費の援助を行います。

(技能五輪全国大会)

次世代を担う青年技能者(原則23歳以下)が「技」の日本一を競い合う大会で、毎年開催され、大会の成績優勝者は、隔年に開催される技能五輪国際大会に日本代表として出場することができます。
協会では、京都府予選の実施、全国大会への推薦等を行うとともに、選手の激励会開催やユニフォームの支給等を通じて選手のサポートを行っています。

(若年者ものづくり競技大会)

工業高校等において、原則として技能習得中の企業等に就業していない20歳以下の若年者を対象に競技を行う場を設け、若年者に目標を与え、技能向上と若年者の就業促進等を目的として毎年開催されます。

(2)技能グランプリへの参加支援

年齢に関係なく、熟練技能を競う文字通り全国規模の技能競技大会で、隔年で開催され、出場する選手は、当該職種について特級、1級及び単一等級の技能検定に合格した技能士であり、大会の優勝者には、内閣総理大臣賞、厚生労働大臣賞などが贈られます。

協会では、大会への推薦等を行うとともに、選手の激励会開催やユニフォームの支給等を通じて選手のサポートを行っています。

(3)技能士徽章の販売

技能検定試験に合格された方に、技能士であることを社会に広く周知し、評価されるよう、技能士の方の店頭などに掲示する楯、門標等を販売しています。

(4)京都府技能士会連合会との連携

京都府内の技能士会(同一職種の技能士を組織した技能者の団体)によって組織された京都府技能士会連合会の行う、技能士の社会的・経済的地位の向上を図るための活動を支援し、また、連携して「ものづくり」に対する理解の促進に向けた取組を行っています。

(5)京都府魁の会との連携

京都府優秀技能者(京都府現代の名工)として知事表彰を受けられた方々の交流団体である京都府魁の会の事務局として、総会・研修会等の交流活動や、ものづくり指導の支援をしています。

(6)京都府全技連マイスターの会との連携

㈳全国技能士会連合会に、すぐれた技能実績を持ち、後進の育成や技能の伝承に熱心な技能士「全技連マイスター」と認定された方々によって組織された京都府全技連マイスターの会の行う、ものづくりに対する技能啓発活動を支援しています。

5.情報サービス

 

会員としてご加入いただいている事業所向けに研修用DVD-VHSソフトの貸出を行っています。

職業能力開発協会のマーク
由来
職業訓練(Vocational Training)のVと直立測定具スケア(スコアSquare)の図形で職業訓練を、また外部のパス(Pass)で製品を測定検定している図形で、技能検定を表象したものです。
また、腕を曲げた人・握りこぶしで「能力」の意味をもっています。